GUIDE産科診療


妊婦健診

当院では、4Dエコー並びにお腹の中の赤ちゃんを見られる動画配信サービス「Angel Memory」を導入しております。妊婦健診の際にお渡しするカードを使用することで60秒間の動画をご覧いただくことができます。
動画の保存期間は、新規ユーザー登録時から1年6ヶ月となりますので、引き続きご覧いただきたい場合はパソコンもしくは専用アプリ「みてね」より動画のダウンロードをお願いいたします。)
当院の4Dエコーシステムでお腹の中の⾚ちゃんを撮影した映像

産前検査

妊娠初期の各種検査は、妊婦外来時に適宜⾏っていきます。
具体的な内容についてのご質問はお電話にてお問合せください。
貧⾎の有無についての検査

この検査では⽩⾎球数・⾚⾎球数・⾎⾊素量・ヘマトクリット値を検査します。
貧⾎とは⾚⾎球や⾎⾊素の量が少ない状態を⾔い、胎児の成⻑に⾮常に⼤きな影響を及ぼします。
ヘマトクリット値とは⾎液中での⾚⾎球の容積を指す値です。

出⾎に備える検査

この検査では⾎⼩板数を検査します。
⾎⼩板は出⾎した際の⽌⾎に関して⼤きな役割を担っており、減少すれば出⾎しやすくなり⾎は⽌まりづらくなります。⽌⾎しづらい体質の⽅の場合は、特別な処置が必要になる場合があります。

⾎液型検査

この検査ではABO式とRh式の⾎液型検査を⾏います。
ママとお⼦さんの⾎液型が合わない場合を⺟⼦不適合と⾔い、新⽣児⻩疸や脳性⼩児⿇痺・流産の原因となる可能性があります。
特にRh(-)型のママの場合ではこの頻度が⾼くなる傾向にありますが、⺟⼦不適合交換輸⾎や予防薬で防ぐ事ができます。

⾎糖検査

この検査では血糖値を測定します。
妊娠中毒症や糖尿病などの早期発見・予防のために必須の検査で、血糖値が高すぎる場合も低すぎる場合も対処が必要になります。

HBs抗原検査

この検査ではB型肝炎に感染していないか検査します。
母体陽性は胎児への感染の危険がありますが、ワクチンや薬(HBIG)により胎児への感染を予防する事ができます。

梅毒検査

この検査では梅毒に感染していないか検査します。
妊婦が感染した場合、死産・流産・先天性梅毒・発育不良の原因となりますが、感染を早期に発見して治療することができれば治る可能性が極めて高い感染症です。

HIV検査

この検査ではエイズ原因ウイルスに感染していないか検査します。
エイズウイルスは性行為や輸血などから感染するだけでなく、胎盤や産道・母乳から母子感染することもあります。できる限りの早期発見と治療がお子さんのためにもとても大切です。
当院では御希望される方のみ検査を行っています。

新⽣児⼩児科健診

⼩児科の先⽣に往診に来て頂き、新⽣児⼩児科健診を⾏っています。
異常の早期発⾒と対処が⾚ちゃんの健康を守ります。
⺟乳外来
当院では基本的に⺟乳育児を推奨しており、ケアサポートの1つとして⺟乳外来を実施しております。
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